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Channel: ひめももしゃんはい
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幼稚園とバイリンガル

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来週、小桃は幼稚園の入園式です。
日本人幼稚園なので、おそらく日本にいるのと変わらない園生活になると思います。

園を選ぶ時は迷いました。
さすがに上海に来たばかりの娘を、いきなりローカルの幼稚園に入れるわけにはいきませんから、
日本人幼稚園か、インターナショナル。
ローカルの中の日本人クラス、という選択肢もありました。

日本人幼稚園に入れば、同じ年頃の中国人のお子さん達との交流は、ほとんどありません。
そしてこれは、私が語学にコンプレックスを持つ日本人だからだと思うのですが、
海外に住むとなると、子供の語学学習のチャンスと、つい考えてしまいがちなのです。

両親のどちらかの母国語であるとか、長い期間・もしくは永住するなら、
当然インターナショナルやローカルに入れるのが望ましいし、語学もしっかり身に付くでしょう。
しかし、私たちは何年後かに必ず日本に帰国すると決まっています。
その状況で、まだ日本語もしっかりしていない3歳児を、日常的に外国語の環境におくというのは、
はたして意味のある事だろうか、と思いました。

言葉を吸収して土台を作っているこの時期に、中途半端に2ヶ国語以上の環境を与えれば、
いずれも中途半端になる可能性もあるのではないかと心配したのです。
もちろん、親が家庭でも、帰国後もサポートすれば、そんな事にはならないのでしょう。
でも、簡単な事ではないなあと。

そうやっていざ真剣に考えてみると、日本で、海外で、
お子さんに2ヶ国語以上の教育をなさっている方を、私も何人か知っていますが、
本当に頭が下がります。
きっと、お子さんの将来のため、色々と心を砕いておられるのでしょう。
生半なことではありません。

言葉というのは、思考の力にもなります。
考える力というのは、生きていく力の一助になると、私は思います。
改めて、言葉の大切さ、教育の難しさを考えさせられました。

なんだかおおげさになってしまったかもしれないけど、要するに、私には無理だ!ってことですね(笑)

って、幼稚園ですでにつまづき気味のわたし・・・
大丈夫か、この先?

写真は、小桃の幼稚園グッズ。作りました。
こってりキャラクターものを阻止したい母と、キャラクター大好きの娘との間で、
ギリギリのラインで作られた絵本バッグとシューズバッグです。

もう一枚。やっと水で顔を洗えるようになった小桃。必死です。

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